話半分

なんでも話半分で聞いてください

ザ・団塊の世代とありがとう文化

「ザ」がつくほどの団塊ジュニア世代です。
前後の学年よりも1クラス多かったし、向こう三軒両隣が同級生でした。


ちなみに小学生のとき「団塊」って読めなくて、
「だんこん…の世代…?」って言って母を困らせたことがあります。
否定もしてくれなかったので、もう少し大きくなってから恥かきました。
言っておくれよー。シモネタか!とか言っておくれよー(;´д`)


さて、

私が団塊ジュニアってことは、父母も「ザ」団塊世代です。
家で聞く音楽はアリスとカーペンターズ


母はヨガの先生で玄米とか食べてたし、
父は…なんだろ、社畜?で、
朝早くに出て、夜は遅く帰ってくる。
会うのは日曜日だけみたいな家族でした。

その日曜日も全力でレジャーに行ってた気がします。
冬はスキーとスケート、夏は海。
大きくなってからは父母が登山を始めたので、一緒に山にも登りました。
シーズン初めはいつも札幌の円山(高尾山みたいなかんじ?)でした。

突然ドライブに行くこともあって、
ある日夕方早めに銭湯*1に行っていたら妹が迎えに来て
「あねさん、これから夕日を追いかけに行くから、早くあがってって!」
って言われて、髪が半乾きのまま石狩湾を北上したこともありました。

土曜の夜はみんなでウィークエンダー*2を見てました。

まあいわゆるニューファミリー的な、ノリの軽い家族です。でした。


そんで、
ヨガの先生をしてた母が早くに亡くなって
(ヨガやってても玄米食べてても死んじゃうんだねって言われたけど、そりゃそうだ。人はみんないつか死ぬ)
ヒッピー文化が家から消えたなと思ったら、
父が「ありがとう文化」にはまってしまいました。

なんじゃそれって感じですが、

たとえば、
祖母の長生きのお祝いがあって親戚一同集まった時とかに、
最後「ばんざい三唱」じゃなくて、
全員手をつないで輪になって「ありがとう三唱」をするとか、
なにかにつけ「感謝」とか言う、相田みつを的なあれです。

いいんだけど、いいんだけど、笑うのをがまんするのが大変。
何でしょうね、あの感謝!とかいうやつ。

周りを見回すと、団塊の世代のおじさんもおばさんも、
そんな感じの人が多くなってるように見えます。

あなたのお父さんお母さんは、どうですか?


最近、
父は、ヒッピーじゃなくってヤンキーの末裔なのかもしれないと、思ってます。
ヤンキーって「感謝」とか「絆」とか好きですよね。


だから私は、ヒッピーとヤンキーのハイブリッド。

アイドルはキョンキョンで、読む雑誌は天然生活、みたいな。



ふふふふ



ググってたらこんな曲を見つけました。
DIEGOというバンドの「ヒッピー・ヤンキー・ミシシッピー」というアルバムに入ってるそうです。

いい感じだね。好きです。


したっけねー(∩´∀`)∩

*1:家にお風呂がなかったので、毎日近所の銭湯に行ってました。たぶんこの世代ではめずらしい。

*2:大山のぶ代が出てて「いいの?ドラえもんの中の人だよね!?」ってドキドキしました