話半分

なんでも話半分で聞いてください

結婚にうってつけの日

結婚したくない女子の話を読みました。
おおむね同意です。


30歳女だけど、結婚したくない

逆に結婚のメリットって、「経済的に安定する」「孤独死せずにすむ」とかなんだろうけど、
いくら旦那さんの稼ぎがよくても、会社が潰れるかもしれないし、旦那さんが過労で倒れたり
鬱病になるかもしれないし、結婚したからといって安心できるわけじゃないよね。
たとえ裕福になったとしても、姑や舅とのいざこざや共同生活で発生する喧嘩やセックスレス
ストレスためるくらいなら、一人で貧乏でいる方が断然ましだと思ってしまう。
結婚すれば孤独死しなくてすむっていうのも、自分より旦那さんが先に死んじゃえば、
結局死ぬ時は一人だし。


今の彼氏のことは大好きだから、死ぬまで付き合っていたいと思う。
でも、上記の理由から、結婚はしたくない。


自分で生活できているから、その生活を崩したくないってことだよね。
わかる。
でももし彼氏が病気になったりしたら、別れちゃうんだろうか。



自分が一番大事で、自分の努力や意志でどうにかならないものは、
関わりたくないのかな。

わかる。わかるぜ!とてもわかる。

みんな基本的にはそうだよね。
めんどくさいことには関わりたくない。


わかるんだけど、なんていうか、老害ぽく言うと
「人はひとりでは生きていけない」っていうかさ。
いいとこどりだけして生きて行けたらそれはいいけど、
それはそれでなんかペラい人生のような気がする。

親に育ててもらったでしょ。
子どもを育てるって、自分の意志でどうにもならないことだらけで、
ストレス満載だ。
義理の親戚づきあいはめんどうくさいけど、彼らがいなかったら、
その大好きな彼氏も産まれてこなかったわけで…


うちだって、親戚の集まりに行くと消耗するので、
夫とこっそり「エイエイオー!」みたいに気合い入れてから向かう。
わたしは、ちょっと変態で、親戚の集まりはフィールドワークだと思ってるから
いつもとモードを変えて、挑んでいる。

ちょうどこのエントリのキャバ嬢的な感じでもある。気持ちだけね。お金はもらわないけど。
31歳主婦、はじめてのキャバクラ(下) - 手の中で膨らむ
どっちにしても気合いがいる。まだ先は長いのに!


あとさ、うちは夫がうつ病で何年か苦しんでたし、
私は出産のとき死にかけてるんだけど、
そういうときこそ支え合える人はいてよかったなあと思うよ。
死にかけのときに、市役所に書類を出しに行ってくれたりする人がいるって
素晴らしいです。隣が市役所でも、歩いていけないこともある。



まあ、老害の話だと思って、話半分に聞いてもらえればいいです。



自分の意志や努力だけでなんとかなる、ならないの話はこの増田でも思った。

無理なことを言われた話
働いていて妊娠したけど、妊婦の心得みたいなのを守るのは無理、という話。


一つ身(産む前)で健康ならば、自分の意志や努力でなんとかなっても、
産まれてしまったら難しくなると思う。

私は長男妊娠中に切迫で入院して、派遣だったけどそのまま仕事辞めてしまった。
自分の意志や努力だけでどうにもならないことがあって、それをひとりで負わなきゃなんないなんて、しんどいよね。


人生ってなんだ。物語か。
ひとりで部屋の隅で本を読むだけの人生なら良かったのに!


ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)
バナナフィッシュにうってつけの日


どうにもならないことに立ち向かうとき、
大野更紗さんの言葉が力になるかもしれません。

困ってるひと (ポプラ文庫)



したっけねー( ´ ▽ ` )ノ