パパは死にません!
僕は治ることを諦めて、「坂口恭平」を操縦することにした。家族とともに。
「パパが動けなくなったら、わたしがゆめマートでバイトするから大丈夫だよ」
フー、アオ、弦の三人は二つの布団に寄り添い合って、まったく同じ方角を向いて、同じ姿勢で眠っている。
坂口家のみんな、ありがとう。
パパは死にません!
リンク先であとがきが読めるので、ぜひ読んでみてください。
うちに、うつ病の家族がいたことがあります。
約3年間くらい、毎年夏になると具合が悪くなっていました。
「いたことがある」とかいうと死んじゃったの?って
思う方がいるかもしれないので先に書いておきますが、
最近具合悪くなってないだけで、ちゃんと生きてます。
大丈夫。
一番具合悪い時は、薬飲んでても具合悪くて、ずっと寝てるだけ。
ちょっと良くなった時には起きられるけど、
死にたい欲が高まってるので目が離せなくって、
まだ小さかった子どもたちがちょっとぎゃーとか言うだけで
一緒にヽ(`Д´)ノウワァァァン!!てなっちゃうので、
まさに阿鼻叫喚な感じでした。
子どもも夫も、どっちも死んだら困るから、
どーんと構えて見守るしかなかった
あの日々を、
読んだら思い出しちゃうと思うけど、
でも、この本読んでみようと思います。
最中にしかも本人がこうやって書けるのってほんとすごいよ…