話半分

なんでも話半分で聞いてください

イカのおすし

晩ごはんを食べながら、なぜかイカの寄生虫の話になった。


兄「イカについてる虫は目に見えるの?」
母「うん、けっこうでっかいから見えるよ。魚やさんはピンセットで取る」
兄「寄生虫をヒトが食べたらどうなるの?」
母「寄生虫を生きたまま食べると、胃を食われて痛いよ。」
弟「うげー! 胃液で溶けないの? つうかイカは虫に食べられて痛くないの?」
母「知らん。イカに聞いてみて」
兄弟「聞けるかー!」

母「そういえば、鮭にも寄生虫がいるんだよ」
兄「鮭ってサーモン? よく食べてるけど…」
母「大丈夫、加熱したら虫は死ぬから。目が✕になって」
兄弟「なるかー!」
母「冷凍しても目が✕になって(なるかー!)死ぬから、昔は鮭はルイベっていって冷凍してからじゃないと食べなかったんだよ」
兄「ふーん。でもすしは生だよね」
母「ノルウェーの寒いきれいな海で虫が出ないように養殖したサーモンは生食できるんだけど」
兄「!!(地図を見に行く)まじか」
母「ノルウェーサーモンは有名だよ。安いし」
兄「外国から輸入するのに? ノルウェーは物価が安いの?」
母「ノルウェーは物価高いけど、大量生産するから安くできるんじゃないかなー調べてみてよ」

弟「……つうかまず虫に目があるかどうか怪しいだろ(いまごろ)」
兄「顕微鏡で見たらいいよ、口だけかもよー」
弟「うげー!!」


よく食べながらこういう話できるなーと思う。
弟はすぐ生き物に共感しちゃうし、兄は社会の仕組み的な話にいくし、
それなりに成長してるようです。


したっけねー( ´ ▽ ` )ノ


寄生蟲図鑑 ふしぎな世界の住人たち (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)