話半分

なんでも話半分で聞いてください

好きなタイプそれはコンプレックスの裏返し

大変失礼な話なのだけど、
私が、

田中圭星野源みたいないわゆる「普通の男子」が好きなのは、
自分がイケメンが好みじゃない、ということじゃなくて、
自分が美人でも綺麗でもなく、
イケメンには相手にされないと思うから、この程度だったら大丈夫かな?
っていうコンプレックスの裏返しからきてるんじゃないだろうか。って思った。

ロリコンのひとが、小さい女の子なら言うこときいてくれるから
怖くなくて好きっていうのと、おんなじじゃないか。


たとえば、
ある時期の木村拓哉くんなんか好きだった人は、
ほんとに憧れで大好きだったんだろうけど、
私は全然だめだった。


あんなにキラキラに輝いていてみんなにかっこいいって言われる人は、
どうしても、好きって言えなかった。
だって、自分はそんなキラキラじゃないし、私なんかが好きとかいえないよ。


一度だけ、中学2年生くらいのときに、
学校中で一番かっこよくてモテている男の子のことを、
「この人に釣り合うような女子になれたら、普通かそれ以上のレベルになれるんじゃないだろうか」
って観察(!)したことがあるんだけど、

なぜかそれが「私がその子のことを好きだ」っていう噂になり、
たまたま、付き合うことになって、
でもそれが
ぜんぜんうまくいかなかった。
話は合わないし、というかそれ以前に話ができなかった。
話すことが、なかったんだよー
全然釣り合ってなかったってことですね。


恋に恋してたとかのレベル以下だね……


中学2年といえば、
自分はなんでもできる、世界は俺のものみたいな感覚があってもいいと思うんだけど、
一切なかった。
世界と、自分が、かけ離れていて、現実に住んでなかった。


そのかわり、自分が出てこない架空の世界になら憧れられるので、
自作BL(当時はやおいって言ってたけど)を書いてた。
すごくきれいな顔の後輩男子の写真を撮らせてもらって、キャラクターを作って、
お話を書いて、同級生のイラストがすごく上手な子に絵をつけてもらって、
ホチキス止めの本をつくってた。クラスの女子(一部男子)に回覧したりして。
すごく楽しかったよ。
超ナマモノで、今考えたら危険なんだけど。


聖闘士星矢とか、キャプテン翼とか三国志みたいなのでお話や絵を書いてる子もいたし、
わたしは鎧伝サムライトルーパーっていうのが好きだった。
もうお話とか忘れちゃったけど、なんであんなに夢中になってたんだろうなあ。


いまは、
たまにヒーローバンクを見て「ナガレ…」って涙ぐんだりするくらいです*1
カップリングとか考えるのも、もうやらなくなりました。
年取ったのかな。


というか、男の子2人育てて、夫もいて、
男子の現実を知ってしまったからかもしれません。
目の前の男子で、精一杯。


夫は、
好きなタイプではないし、というかいわゆる「好き」ではないので、
コンプレックス関係ない気がします。
いままで出会った人の中で、ただ1人、わかってくれているというか、
ちゃんと向き合って話ができるというか、
人として尊敬するというか、なんというか…… 
いつのまにか結婚してたから、わかんないです。察して!


夫は痩せているときは菊地成孔さん、
太っているときは宮内優里くんに似てます。
優里くんが痩せても菊地さんにはならないと思うんだけどね。
ふたりとも好きです。
ってことは夫の外見も、本当は好きなのかな。 うーん(´ε`;)
なんか話が戻っちゃった感。そして大変失礼。


したっけねー( ´ ▽ ` )ノ

*1:主人公の親友であるナガレがなぜか悪の組織に寝返ってしまって、それでも主人公は親友と信じてる、みたいな話です。普段はメガネのナガレが、悪いときは裸眼なのがなー!  http://herobank.sega.jp/