寝る前にするお話
最近、寝る前にお話するのが流行ってます。
子どもたちが2,3歳の、
うんと小さいころには毎日していたのですが、
ついこの間「お話してー」と久しぶりに言われて、
荒唐無稽な感じで話したら楽しかったみたいです。
この前話したのは、
むかしむかしあるところに おじいさんとおばあさんがいました
おじいさんとおばあさんには 子どもがいましたが その子どもは大きくなって、
結婚して 子どもがいましたある日 子どもは子ども(孫)をつれて おじいさんとおばあさんの家にやってきました
「あのさー ちょっと用事あるから、子ども(孫)預かってくんない?すぐ帰ってくるからさ」
おじいさんとおばあさんは、かわいい孫と過ごせるのがうれしくて、二つ返事でオーケーしました。
さて、孫は、父親である子どもがいなくなるといいました。
「ねーねーおばあちゃん、ぼくポテチが食べたいから買って来てくれない?
ぼく湖池屋とかじゃだめなんだ。カルビーじゃなきゃ。それと、コカ・コーラゼロが飲みたい。
ペプシやガラナじゃだめなんだよ。太ったらいやだから、ゼロカロリーのやつね。おねがいね」
おばあさんには、湖池屋もカルビーも外国語のようでさっぱり区別がつきません。
何度も聞き直してついに「いいから買って来て!ぼくゲーム忙しいから!」と家を追い出されてしまいました。
近所のセブンイレブンまでくるとおばあさんは、ポテトチップスと、なんと間違えてガラナを買ってしまいました。
家に戻ってくると孫は「これじゃない!これじゃないっていったろう!もう、おばあちゃんキライ!」と言って
ふてくされてしまいました。
そこへお父さんである子どもが帰ってきました。
「おう、いい子にしてたか?…いい子じゃねーなこのやろう!」
お父さんは子どもを羽交い締めにして、そのまま家につれてかえりましたとさ。おわり。おしまい。
ひどい話ですねー。
ポテチの下りでなんか変だな?と気づいた子どもたちは、
そこから七転八倒していてたぶん話聞いてなかったと思います。
あとガラナは北海道で売ってるコーラみたいな飲み物です。
あとは、面白い話、とか言ってしっぽが白い犬の話をしたり、
こわい話、と言って「小さいYの話」をしたりしてお茶をにごしています。
ダジャレっすね。はい。
思えば、
私が小さいころ、私の父親もよくお話をしてくれていて、
白血病の子どもがブランコにのっている話を泣きながらしてくれたのを覚えています。
泣いてたので、まったく筋があたまに入りませんでした。
後日母に聞くと、どうやら前日にみたドラマの話だったみたいです。なるほどね。
あと、母との初デートで映画を見たときも、ひとりで号泣していたそうです。
号泣系男子。あれっ、どこかにもいたなあ。
みなさんは、寝る前にどんなお話してますか?
したっけねー( ´ ▽ ` )ノ